
研究職の募集に際には、概して理系の学生を対象として行われるケースが多いと考えられます。未経験の文系学生を採用するよりもリスクが少なく、当然と言える選択と思われます。しかし研究職の中にも研究する内容によっては、十分未経験の文系学生が活躍できるフィールドが存在するのです。近年ではAIやビッグデータを活用し、広範なデータを分析・評価する業務が研究職に求められるようになってきました。
これは未経験の文系学生にとっても大きなチャンスで、調査を対象とする研究であればその能力を発揮できるのです。これは特定のニッチな分野の研究ではなく、全分野を対象としている点・コンピュータ技術を駆使すればよい点が特徴と考えられます。研究職の方が活躍している勤務場所は、公的な研究機関や民間企業・大学や付属機関などが主たるところです。どこが良いとは一概に言えませんが、公的機関であれば試験を突破することが求められます。
民間企業であれば、とりわけどのようなことが出来るのか実績を評価されることでしょう。大学等であればある程度自分の能力を理解してくれている方がいて、その方の推薦などが必要とされます。どこを目指すにしても、自分はこの分野に秀でていると言える実績を持つことが重要です。実績も何もなければ普通の学生と同じであり、PRのしようがありません。
最終的な勝負の分かれ目となる点は、自分の実績を前面に打ち出し魅力と可能性を評価してもらうことにあると考えられます。
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