
研究職というと、正社員で1つの企業にじっくり腰を据えて勤務するというイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。しかし、実際は、1つの企業で勤務するよりも、専門性を活かして、複数の企業を渡り歩いて研究の仕事をする方もいます。現在は働き方が多様化しており、専門職も正社員ではない雇用形態で働く方も多くです。例えば、結婚や出産を機に研究職から離れた女性が、時間の融通が利く派遣で仕事を再開するケースなどです。
また、研究職に正社員で採用されるのは競争率が高いのですが、紹介予定派遣の制度を利用すれば、正社員として採用される可能性が高まります。この制度は、その職場で3~6ヶ月くらい働いた後、派遣先の企業が直接雇用することが前提となっている制度です。残念ながら、不採用となる場合もあります。さらに、直接雇用が正社員ではなく契約社員・パートである場合もありますので、契約時に必ず確認しましょう。
研究内容によっては、複数の企業に勤務することにより、専門的スキルが向上する場合もあります。研究内容によっては、働き方を選ぶことも必要です。アルバイト・パートは正社員に比べて、給与が低い場合がほとんどですが、派遣ではそのようなことはありません。その企業の社員ではないという理由で、専門性の高い仕事を任せてもらえないということはありません。
契約前に仕事内容をきちんと確認することができます。派遣という働き方も、選択肢の1つに入れてみると良いのではないでしょうか。
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